設計士の眼 | より美しく、住み継ぐ | 株式会社長崎材木店一級建築士事務所 | 福岡県注文住宅 https://www.nagasakizaimokuten.co.jp 福岡県で木の家やお洒落なデザイン住宅、平屋、ガレージハウスなどの注文住宅を設計・施工している会社です。設計士が直接対応し、理想の家づくりを一緒に進める福岡の設計事務所兼工務店。あなたの想いを形にする、唯一無二の住まいを提供する会社です。 Sat, 11 Oct 2025 01:22:22 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.8.3 157306326 【福岡注文住宅】照明プランは「家づくりの最後の仕上げ」|キッチン・リビング・ダイニングを心地よく照らすコツ https://www.nagasakizaimokuten.co.jp/architects_eye/%e3%80%90%e7%a6%8f%e5%b2%a1%e6%b3%a8%e6%96%87%e4%bd%8f%e5%ae%85%e3%80%91%e7%85%a7%e6%98%8e%e3%83%97%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%81%af%e3%80%8c%e5%ae%b6%e3%81%a5%e3%81%8f%e3%82%8a%e3%81%ae%e6%9c%80 Tue, 08 Jul 2025 20:18:55 +0000 https://www.nagasakizaimokuten.co.jp/?post_type=architects_eye&p=13380 📋 目次 はじめに 【1】なぜ照明計画が大事なのか? 【2】照明は「最後の仕上げ」だからこそ、丁寧に 【3】実際の施工例から|やわらかく空間を照らす工夫 【4】福岡で注文住宅を建てる方へ|照明のご相談もお […]

The post 【福岡注文住宅】照明プランは「家づくりの最後の仕上げ」|キッチン・リビング・ダイニングを心地よく照らすコツ first appeared on より美しく、住み継ぐ | 株式会社長崎材木店一級建築士事務所 | 福岡県注文住宅.

]]>


はじめに

こんにちは。
長崎材木店 設計士の小栁(こやなぎ)です。

今日は、お客様のお家の照明プランを考えていました^^
注文住宅において、「間取り」「デザイン」「性能」などはよく注目されますが、実は照明計画も同じくらい大切な要素です。


【1】なぜ照明計画が大事なのか?

私たちが毎日過ごす場所には、必ず「光」があります。

毎日立つキッチン

キッチン照明

家族と食卓を囲むダイニング

ダイニング照明

ゆったりくつろぐリビング

リビング照明

夜に本を読む静かな時間

読書照明

子どもと笑い合った思い出のひととき

家族団らん照明

これらすべてのシーンを、照明がやさしく包み込んでくれます。
暮らしの雰囲気や心地よさは、「光のあり方」で大きく変わるのです。


【2】照明は「最後の仕上げ」だからこそ、丁寧に

注文住宅の設計では、照明計画は「最後の打ち合わせ」となることが多いです。
ですが、それまでの間取りやインテリアの設計と切り離して考えてしまうと、どうしても「とってつけたような照明」になってしまいます。

よくある失敗例

  • ダイニング照明の高さが合っていなくて落ち着かない
  • キッチンの手元が暗くて使いにくい
  • リビングの照明が眩しすぎてリラックスできない

そんなことにならないよう、私たちは設計の初期段階から照明計画を意識してご提案しています。


【3】実際の施工例から|やわらかく空間を照らす工夫

こちらは、実際に施工させていただいたお家の一例です。

  • キッチンは手元をしっかり照らすダウンライト
  • ダイニングはペンダントライトで”食事の場”を演出
  • リビングは間接照明や調光機能付きでくつろぎの光を

ただ明るければいいのではなく、「その人の暮らしに合った光」をデザインすることが大切だと感じています。


【4】福岡で注文住宅を建てる方へ|照明のご相談もお任せください

長崎材木店では、家族の暮らしに寄り添った注文住宅を、福岡を拠点にご提案しています。
照明も「ただの設備」ではなく、”暮らしの質”を支える大切な要素として、一つひとつ丁寧に設計しています。

私たちは、毎回「自分の家をつくるように」考えて、日々取り組んでいます。
家づくりの工程の一つひとつを、一緒に楽しんでいきましょう^^


【5】設計士が答える照明Q&A

Q. ダイニング照明のおすすめの高さは?

→ 一般的にはテーブル天板から60〜70cmが目安ですが、天井高さや照明のデザインによって調整します。

Q. 間接照明はあったほうが良い?

→ 夜のリラックスタイムには効果的です。リビングや寝室におすすめです。

Q. 調光・調色機能って必要?

→ シーンごとの雰囲気づくりができ、快適性がアップします。リビング・主寝室などに人気です。


【6】まとめ

照明で、暮らしはもっと心地よくなります。
福岡で注文住宅をご検討の方は、ぜひ照明計画まで含めて、私たちにご相談ください。

照明計画は家づくりの「最後の仕上げ」ですが、だからこそ丁寧に取り組むことで、日々の暮らしに大きな違いをもたらします。キッチン、ダイニング、リビングそれぞれの用途に合わせた適切な照明で、心地よい住まいを実現しましょう。

The post 【福岡注文住宅】照明プランは「家づくりの最後の仕上げ」|キッチン・リビング・ダイニングを心地よく照らすコツ first appeared on より美しく、住み継ぐ | 株式会社長崎材木店一級建築士事務所 | 福岡県注文住宅.

]]>
13380
「カーテン?ブラインド?障子?窓まわりの、ちょうどいい選び方」 https://www.nagasakizaimokuten.co.jp/architects_eye/%e3%80%8c%e3%82%ab%e3%83%bc%e3%83%86%e3%83%b3%ef%bc%9f%e3%83%96%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%89%ef%bc%9f%e9%9a%9c%e5%ad%90%ef%bc%9f%e7%aa%93%e3%81%be%e3%82%8f%e3%82%8a%e3%81%ae%e3%80%81%e3%81%a1 Mon, 07 Jul 2025 23:41:57 +0000 https://www.nagasakizaimokuten.co.jp/?post_type=architects_eye&p=13375 📋 目次 はじめに 【1】カーテンの魅力と注意点 【2】ブラインドは「光と風をデザインできる道具」 【3】バーチカルブラインドという、スタイリッシュな選択 【4】ロールスクリーンという手もある 【5】そし […]

The post 「カーテン?ブラインド?障子?窓まわりの、ちょうどいい選び方」 first appeared on より美しく、住み継ぐ | 株式会社長崎材木店一級建築士事務所 | 福岡県注文住宅.

]]>


はじめに

こんにちは、設計士の小柳です。
今日は、ちょっとマニアックかもしれませんが「窓まわりの話」をしたいと思います。

家づくりの打ち合わせで、よくこう聞かれます。
「カーテンにしようか、ブラインドにしようか迷ってて…」と。

実はこの”迷い”って、とても大切なんです。
なぜなら、窓まわりは暮らしの快適さに直結する場所だから。

そして正直に言うと――
わたしの一番のおすすめは「ブラインド」です。

理由も含めて、いくつかの選択肢を比較してみましょう。


【1】カーテンの魅力と注意点

カーテンは、言わずと知れた定番アイテムですね。
厚手のものを選べば、冬の冷気をやわらげる効果もあり、断熱性には優れています。
遮音性もそれなりにありますし、色柄も豊富でコーディネートがしやすいのが魅力です。

ただ正直に言うと、大きな窓に厚手のカーテンをかけると、少し野暮ったく見えてしまうこともあるんです。
特にすっきりした空間を目指したいときは、重たく感じることがあります。

それから、レースカーテンについて。
白が一般的ですが、実は黒系のレースもおすすめです。
光を柔らかく遮りつつ、空間がキリッと引き締まる。個人的には、ちょっと大人っぽくて好きですね。


【2】ブラインドは「光と風をデザインできる道具」

さて、本題の「ブラインド」の話です。

ブラインドの何が優れているかというと、
“開け閉め”ではなく、”調整”ができること。

たとえば、羽根の角度をちょっと変えるだけで…

  • 日差しの入り方をコントロールできる
  • 視線をカットしながら、風だけは通せる
  • 朝と昼と夕方、それぞれの光に合わせた表情がつくれる

これって、カーテンにはなかなか真似できない芸当です。

特に木製やアルミのスラットタイプのブラインドは、ミニマルな空間にもよく馴染みます。
部屋がすっきり見えるので、設計士としてはとても重宝しています。


【3】バーチカルブラインドという、スタイリッシュな選択

ブラインドと聞くと、横に並んだスラットタイプを思い浮かべる方が多いかもしれません。
でも、実はもうひとつおすすめしたいのが「バーチカルブラインド(縦型ブラインド)」です。

このブラインドは、縦に並んだ細長い羽根(ルーバー)をレールに吊るしていて、
ルーバーの角度を変えることで、光の入り方や視線を調整できる優れもの。

見た目もとてもスマートで、縦のラインが空間をスッと引き締めてくれるので、
部屋が広く、開放的に見える効果があります。
モダンなインテリアや、天井の高い空間にもよく似合います。

さらに、カーテンのように左右にスライドして開閉できるのも、地味にうれしいポイント。
特に掃き出し窓のように人の出入りが多い場所では、とても便利です。

それから、掃除のしやすさも見逃せません。
ルーバーが縦に並んでいるので、ホコリがたまりにくく、
最近ではウォッシャブル対応の製品もあるので、外して洗うこともできます。

「スタイルと使いやすさを両立したい」
そんな方には、バーチカルブラインドを一度検討してみてほしいですね。


【4】ロールスクリーンという手もある

似たような選択肢として、ロールスクリーンも人気があります。
これは、くるくるっとロールを下ろすだけなので、操作がとてもシンプル。

特に寝室などでは、遮光タイプを選ぶと、朝の光をしっかり遮ってくれて快眠にも効果的です。
プライバシーを守るにも有効ですね。

それから、ハニカム構造のスクリーンもおすすめです。
中に空気層があるので、断熱性が非常に高いんです。
夏は涼しく、冬は暖かく。省エネにもつながります。


【5】そして、障子という選択

最後にもうひとつ。
障子をカーテン代わりに使う」という、ちょっと意外な方法もご紹介しておきます。

障子は、光を柔らかく通しながら、プライバシーを守るという点で非常に優秀。
紙という素材の持つ”あたたかさ”や”静けさ”も魅力です。

ただし、設計にひと工夫必要です。
両側に引き込んで、窓を全開放できるようにしておくこと。
これを忘れると、せっかくの開口が活かせなくなってしまいます。


【6】まとめ:ブラインドは、暮らしに寄り添う「道具」

それぞれの良さがありますが、
個人的には「暮らしに合わせて光や風を”調整できる”ブラインド」が、やっぱり一番おすすめです。

窓まわりは、インテリアの一部であると同時に、
暮らしの”質”を左右する大切なパーツでもあります。

見た目だけでなく、使い心地までしっかり考えて選んでいただけたら嬉しいです。


【7】よくあるご質問(FAQ)

Q:窓まわりに迷っています。何を基準に選べばいいですか?

A:何を優先したいか(光・風・断熱・見た目)で選びましょう。
おすすめはブラインド。通風・採光・目隠し、どれもバランスよく叶えてくれます。

Q:ブラインドは面倒じゃないですか?

A:意外と手間は少ないです。
操作もシンプルで、羽の角度だけで調整できるので、慣れるととても便利ですよ。

Q:ロールスクリーンとブラインド、どっちがいい?

A:見た目のすっきりさを優先するならロール、光の調整力ならブラインド。
遮光性や断熱性が欲しいなら、ハニカム構造のものも検討してみてください。

Q:和室じゃなくても障子は使えますか?

A:はい、洋室にも合うデザイン障子があります。
両引きで引き込める設計にすると、カーテンのように活用できます。

Q:ブラインドの素材はどれを選べばいい?

A:木製は温かみ、アルミは軽やかでモダン。
空間の雰囲気に合わせて選ぶと、より統一感が出ます。

Q:バーチカルブラインドってどういうときに向いていますか?

A:空間を広く、スタイリッシュに見せたいときにおすすめです。
光と視線の調整がしやすく、掃き出し窓にも使いやすい。お手入れもラクなので、実用性も高いアイテムです。

私たち長崎材木店一級建築士事務所は、”より美しく、すみ継ぐ”という思想のもと、福岡で自然素材の注文住宅を、設計から施工まで一貫して手がけています。ただ家を建てるのではなく、暮らしをかたちにすることを何より大切にしています。「福岡で家を建てるなら、長崎材木店 一級建築士事務所」──そう言っていただけるように。

The post 「カーテン?ブラインド?障子?窓まわりの、ちょうどいい選び方」 first appeared on より美しく、住み継ぐ | 株式会社長崎材木店一級建築士事務所 | 福岡県注文住宅.

]]>
13375
1958年にデザインされた 「Spanish Chair(スパニッシュチェア)」。 https://www.nagasakizaimokuten.co.jp/architects_eye/1958%e5%b9%b4%e3%81%ab%e3%83%87%e3%82%b6%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%81%95%e3%82%8c%e3%81%9f-%e3%80%8cspanish-chair%ef%bc%88%e3%82%b9%e3%83%91%e3%83%8b%e3%83%83%e3%82%b7%e3%83%a5%e3%83%81%e3%82%a7%e3%82%a2 Wed, 18 Jun 2025 05:07:12 +0000 https://www.nagasakizaimokuten.co.jp/?post_type=architects_eye&p=13270 📋 目次 はじめに 【1】1958年に生まれた名作「Spanish Chair(スパニッシュチェア)」 【2】デザイナー ボーエ・モーエンセンの思想 【3】Spanish Chairの特徴 【4】デンマー […]

The post 1958年にデザインされた 「Spanish Chair(スパニッシュチェア)」。 first appeared on より美しく、住み継ぐ | 株式会社長崎材木店一級建築士事務所 | 福岡県注文住宅.

]]>


はじめに

こんにちは!

設計士の小柳です。

今日は、モデルハウスに置いてある椅子の中から、とっておきの名作をひとつご紹介したいと思います。

家具好きな方にはおなじみかもしれませんが、そうでない方にもぜひ知っていただきたい、美しく、そして思想のある椅子です。

Spanish Chair


【1】1958年に生まれた名作「Spanish Chair(スパニッシュチェア)」

それが、1958年にデザインされた 「Spanish Chair(スパニッシュチェア)」

デザイナーは、デンマークを代表する家具デザイナー、ボーエ・モーエンセン(Børge Mogensen)

彼は「庶民のための家具を」という信念をもち、使い手の暮らしを見つめた温かなデザインを数多く生み出してきました。


【2】デザイナー ボーエ・モーエンセンの思想

モーエンセンのデザインには、派手さや奇抜さはありません。

けれど、暮らしを真ん中に置いた美しさがある。

使いやすさと耐久性を追求し、誰もが「永く、自然に、愛せる」かたちを選び抜いた結果として、この椅子は誕生しました。


【3】Spanish Chairの特徴

素材へのこだわり

この椅子の特徴は、なんといっても分厚い一枚革と、存在感のある無垢のオーク材

その佇まいは、どこか品がありながらも、気取らずに迎え入れてくれるような、そんな安心感があります。

機能的なデザイン

幅広のアームレストは、単なる肘置きではありません。

本やコーヒーカップを置いて、ちょっとしたサイドテーブルのように使えるつくりになっています。

リビングに置いたときの「ちょっとした余白」が、とても豊かな時間を生んでくれるのです。

経年美化する革

また、この革は天然植物の樹皮から採れるタンニンでなめされた本革

表面をコーティングせず、使い込むほどに色つやを深めていく、まさに「時とともに育つ素材」です。

私たちが家づくりで大切にしている”経年美化”とまさに同じ考え方。

使い手の手の跡や暮らしの痕跡が、そのまま風合いとして刻まれていく家具です。


【4】デンマークの「ヒュッゲ(Hygge)」文化

ちなみに、彼の母国であるデンマークには「ヒュッゲ(Hygge)」という言葉があります。

直訳が難しい言葉ですが、端的にいえば「心地よさ」や「丁寧で豊かな時間」を指す概念です。

冬が長く、外に出る時間が限られるデンマークでは、家の中で過ごす時間を何よりも大切にします。

だからこそ、椅子ひとつ、照明ひとつにも強いこだわりがある。

“暮らしをつくる=幸せをつくる”という文化が根づいているんですね。


【5】物語のある暮らしを実現する家具選び

私たちが設計する住まいも、ただ「住めればいい」では終わらせたくない。

毎日の暮らしの中に、ちょっと心が和らぐ場所や、何気なく座った椅子が気持ちをほどいてくれるような時間があれば、それだけで家は豊かになります。

Spanish Chairは、そうした”物語のある暮らし”に寄り添ってくれる名作だと、私は思っています。

ご来場の際は、ぜひこの椅子にも座ってみてください。

手のひらで革を撫でて、アームにそっと肘を置いて。

五感で感じる心地よさを、体感していただけたら嬉しいです。


【6】よくあるご質問(FAQ)

Q. スパニッシュチェアはどこで体験できますか?

A. 長崎材木店のモデルハウスに展示しています。ぜひ座って、その座り心地と素材感を体験してください。

Q. なぜこの椅子が「名作」と言われているのですか?

A. ボーエ・モーエンセンの思想が詰まったデザインで、実用性と美しさ、そして経年変化の楽しさを兼ね備えているからです。

Q. ヒュッゲとはどういう文化ですか?

A. 「ヒュッゲ」とはデンマーク語で「心地よさ」「丁寧な時間」の意味。家族や自分との時間を大切にするライフスタイルの価値観です。

Q. 椅子選びは暮らしに影響しますか?

A. はい。座り心地や素材の肌触りが、日々の気分やリラックス度に大きく関わってきます。長く使えるお気に入りの椅子は、暮らしを豊かにします。


【7】まとめ

それではまた、次のブログでお会いしましょう。

Spanish Chair(スパニッシュチェア)は、単なる家具を超えて、暮らしの哲学を体現した名作です。ボーエ・モーエンセンの「庶民のための家具を」という思想と、デンマークの「ヒュッゲ」文化が生み出したこの椅子は、使い込むほどに美しくなる革と無垢材で、時とともに育つ家具の魅力を教えてくれます。

私たち長崎材木店一級建築士事務所は、”より美しく、すみ継ぐ”という思想のもと、福岡で自然素材の注文住宅を、設計から施工まで一貫して手がけています。ただ家を建てるのではなく、暮らしをかたちにすることを何より大切にしています。「福岡で家を建てるなら、長崎材木店 一級建築士事務所」──そう言っていただけるように。

The post 1958年にデザインされた 「Spanish Chair(スパニッシュチェア)」。 first appeared on より美しく、住み継ぐ | 株式会社長崎材木店一級建築士事務所 | 福岡県注文住宅.

]]>
13270
湿気をためこまない家づくり──快適な空気は、設計からはじまる  https://www.nagasakizaimokuten.co.jp/architects_eye/%e6%b9%bf%e6%b0%97%e3%82%92%e3%81%9f%e3%82%81%e3%81%93%e3%81%be%e3%81%aa%e3%81%84%e5%ae%b6%e3%81%a5%e3%81%8f%e3%82%8a%e2%94%80%e2%94%80%e5%bf%ab%e9%81%a9%e3%81%aa%e7%a9%ba%e6%b0%97%e3%81%af%e3%80%81 Mon, 16 Jun 2025 21:52:26 +0000 https://www.nagasakizaimokuten.co.jp/?post_type=architects_eye&p=13248 📋 目次 はじめに 【1】無垢材で”空気を整える” 【2】塗り壁──自然素材のフィルター効果 【3】窓は”開口部”ではなく”空気の流れをデザイン […]

The post 湿気をためこまない家づくり──快適な空気は、設計からはじまる  first appeared on より美しく、住み継ぐ | 株式会社長崎材木店一級建築士事務所 | 福岡県注文住宅.

]]>


はじめに

こんにちは。設計士の西田です。

6月に入り、空は曇天、肌にはじっとりとまとわりつく空気。
ようやく「梅雨らしい」季節がやってきたように感じます。

雨の日が続くと、気分もどこかどんよりしがちですね。
お客様との打ち合わせでも、「部屋の中がジメジメして困っている」という声をよく耳にします。

実はこの”湿度”というもの、住まいの快適さを大きく左右する、とても重要な要素なのです。

たとえば、同じ「28℃」という室温でも、湿度が60%を超えると不快に感じ、
湿度が40%台だと「なんだか涼しい」と感じることが多くあります。
つまり、「暑さ=温度」ではなく、「湿度」との掛け合わせで感じているということ。

だからこそ、住まいの中で湿気をためこまない工夫がとても大切になります。

本日は、私たち長崎材木店で日々の設計に取り入れている「湿度と上手に付き合う工夫」について、3つの視点からご紹介します。


【1】無垢材で”空気を整える”

木は、伐採された後も呼吸をしています。

梅雨時のように湿度が高いと空気中の水分を吸い、
冬場など乾燥するときには、木の中にたまった水分を放出する――
これが「調湿効果」です。

無垢材は、合板やプリント板とは異なり、自然な”空気のゆらぎ”を生み出してくれます。
たとえば、床・天井・造作カウンターなど、身体が触れる部分に使うことで、
湿度だけでなく「温もり」や「手ざわり」まで感じ取ることができます。

私たちは、とくに梅雨から夏にかけて無垢材の魅力を一層感じています。
足裏がべたつかず、さらっとした心地よさがあり、エアコンに頼りすぎない暮らしへとつながっていきます。


【2】塗り壁──自然素材のフィルター効果

伊予西条壁

弊社の塗り壁「伊予西条壁」、火山灰が海水と反応して生まれた天然鉱物。
約700万年もの時間をかけて生成される「自然の調湿材」です。

職人の手仕事の壁です。

この素材は「多孔質構造」と呼ばれる、ミクロ単位の小さな穴が無数に開いた性質を持っており、
その穴が空気中の湿気やニオイを吸着・放出してくれるのです。

塗り壁の魅力は、見た目の美しさもさることながら、
施工後も”生きた素材”として、目には見えない空気をずっと整え続けてくれること。

しかも防火性・防臭性にも優れ、空気がこもりがちなトイレや脱衣室にも適しています。


【3】窓は”開口部”ではなく”空気の流れをデザインする場所”

湿気対策で最も基本となるのが「換気」です。

しかし単純に窓を多くつけるだけでは、空気の流れはつくれません。
風には方向があり、季節によって流れも変わります。
私たち設計士は、まず敷地調査の段階から「どこから風が入り、どこへ抜けるか」を丁寧に読み取っていきます。

たとえば…

窓設計例
窓設計例

  • 縦すべり出し窓:風をキャッチして室内に取り込む
  • 高窓・欄間窓:上部にたまる湿気を抜く
  • 引き違い窓:開閉のしやすさと採光のバランス

このように、窓の形・高さ・配置の組み合わせが、風の道を決めます。

また、窓の先に植栽や格子などを配置することで、
プライバシーを守りながらも、外からの風はしっかり室内へ取り込める設計が可能です。


【4】湿気を”敵”にしない住まいへ

湿気というと、どうしても「カビ」や「べたつき」といったネガティブな印象を持ちやすいですが、
実はそれをうまく活かすことで、エアコンに頼りすぎない、自然と調和した暮らしが実現できます。

無垢材、塗り壁、窓設計──
これらはすべて、”湿気をためこまないための下地”であり、
同時に”人にとってちょうどいい空気”を育てるためのデザインでもあります。

ぜひ、梅雨のこの時期だからこそ、スタジオや完成見学会で「空気の違い」を体感してみてください。
目に見えない快適さを、きっと感じていただけるはずです。


【5】よくあるご質問(FAQ)

Q1:調湿効果のある無垢材は、どの場所に使うのがおすすめですか?

A:床や天井など広い面積の場所に使うと効果的です。寝室・リビングなど滞在時間が長い場所に使うと、体感としても快適さを感じやすくなります。

Q2:塗り壁「伊予西条壁」のデメリットはありますか?

A:強いて言えば、ビニールクロスに比べて施工費がやや高めです。ただし、調湿・脱臭・質感の美しさなどを含めたトータルの快適性を重視される方には非常におすすめです。

Q3:風が通る家にしたいのですが、外からの視線が気になります。

A:プライバシーを守るための設計は可能です。たとえば「高い位置に窓を設ける」「植栽を配置する」「格子を使う」などで、視線を遮りながら風を通す工夫ができます。

Q4:エアコンなしでも快適に過ごせますか?

A:完全にエアコンなしというのは現代の日本の夏では難しい面もありますが、エアコンの使用を最小限に抑えられる家にはなります。断熱・通風・調湿のバランスを取ることで「自然に快適」な空間が実現できます。

Q5:リフォームでも湿気対策はできますか?

A:はい、可能です。たとえば、壁をゼオライト塗り壁に変える、床を無垢材にする、通風のために窓を追加するなど、ポイントを押さえた部分的なリフォームでも効果は得られます。


【6】まとめ

梅雨時の湿気対策は、単に湿気を取り除くのではなく、自然素材の力を活かして「ちょうどいい空気」を育てることが大切です。無垢材の調湿効果、塗り壁の多孔質構造による空気清浄機能、そして計算された窓設計による自然換気──これらが組み合わさることで、エアコンに頼りすぎない快適な住環境が実現できます。

私たち長崎材木店一級建築士事務所は、”より美しく、すみ継ぐ”という思想のもと、福岡で自然素材の注文住宅を、設計から施工まで一貫して手がけています。ただ家を建てるのではなく、暮らしをかたちにすることを何より大切にしています。「福岡で家を建てるなら、長崎材木店 一級建築士事務所」──そう言っていただけるように。

The post 湿気をためこまない家づくり──快適な空気は、設計からはじまる  first appeared on より美しく、住み継ぐ | 株式会社長崎材木店一級建築士事務所 | 福岡県注文住宅.

]]>
13248
心地よい高さ設計と暮らしのディテール|津屋崎E様邸が竣工しました。 https://www.nagasakizaimokuten.co.jp/architects_eye/%e5%bf%83%e5%9c%b0%e3%82%88%e3%81%84%e9%ab%98%e3%81%95%e8%a8%ad%e8%a8%88%e3%81%a8%e6%9a%ae%e3%82%89%e3%81%97%e3%81%ae%e3%83%87%e3%82%a3%e3%83%86%e3%83%bc%e3%83%ab%ef%bd%9c%e6%b4%a5%e5%b1%8b%e5%b4%8ee Thu, 12 Jun 2025 05:50:13 +0000 https://www.nagasakizaimokuten.co.jp/?post_type=architects_eye&p=13143 📋 目次 はじめに 【1】「暮らしやすさ」は”高さ”で決まる 【2】暮らしの中での「高さの基準」 【3】E様邸の”高さ”の工夫ポイント 【4】高さは「感覚」 […]

The post 心地よい高さ設計と暮らしのディテール|津屋崎E様邸が竣工しました。 first appeared on より美しく、住み継ぐ | 株式会社長崎材木店一級建築士事務所 | 福岡県注文住宅.

]]>


はじめに

こんにちは、設計士の小柳です。

津屋崎で工事を進めていたE様邸が無事に竣工いたしました。

外構工事はこれからではありますが、一足先に建物内部をご紹介させていただきます。


【1】「暮らしやすさ」は”高さ”で決まる

造作カウンター
一枚板カウンター

今回のお住まいでは、高さ設計に特にこだわりました。たとえば、先日ブログでもご紹介した一枚板は、美しい造作カウンターへと変身。作業や手仕事にちょうどよい高さで設計しています。

では、高さ設計にはどんな理論があるのでしょうか?いくつか、設計時の基準をご紹介します。


【2】暮らしの中での「高さの基準」

キッチンカウンターの高さ

キッチンで作業をしていて「腰が痛いな」と感じたことはありませんか?
その原因のひとつが、作業台の高さです。
私たちは、身長×0.55という「重心の高さ」に基づいて設計しています。
たとえば、身長171.5cmの方なら 934mm(約93.4cm)がベストな高さ。

収納棚・引き出しの設計

  • 棚の上限:身長×1.17(171.5cmの場合 2006mm)
  • 引き出しの上限:身長×0.9(171.5cmで1560mm)
  • 使いやすいカウンター高さ:身長×0.4(171.5cmで約69cm)

この「身長×0.4〜0.9」のゾーンをゴールデンゾーンと呼び、日々使うモノをここに配置すると、立ったりしゃがんだりの負担を軽減できます。

ダイニングテーブルと椅子

  • 椅子の座面:身長×0.23(171.5cm → 約39.5cm)
  • テーブルの高さ:身長×0.41(171.5cm → 約70.3cm)
  • テーブルと座面の間(差尺):身長×0.17程度(26〜29cm)

ペンダントライトの高さも、テーブル天板の高さの2倍(例:テーブル700mm → ライト高さ1400mm)に設定することで、重心が下がり、くつろぎ感が生まれます。


【3】E様邸の”高さ”の工夫ポイント

玄関土間収納

玄関の土間収納

玄関の土間収納は、高さ・奥行きともに家族のライフスタイルにあわせて設計。長尺物も収納しやすくしています。

ハイドア

ハイドア(3枚引戸)

ハイドア(3枚引戸)で、天井高を活かした空間の抜けを演出。アクリル戸からはやさしく光を通します。

ストリップ階段

ストリップ階段

ストリップ階段は吹き抜けの抜けと相まって、視覚的な軽やかさと圧迫感のなさを実現。

脱衣室造作カウンター

脱衣室の造作カウンターと洗面台

  • 脱衣室の造作カウンターは、使いやすい高さに。天井から吊ったランドリーパイプは洗濯導線に配慮した位置に。
  • 洗面台は「身長×0.45」の基準をベースに設計し、毎日の使いやすさに配慮。

【4】高さは「感覚」ではなく「設計」

空間の広がりやデザインだけでなく、暮らしの快適さを支える”高さ”の設計は、数値的根拠に基づくことが重要です。

同じ素材、同じ間取りでも、「高さ」の微調整によって暮らし心地はまったく異なってきます。

お引渡しの際はまだ家具のない空間ですが、これからE様ご家族の暮らしが加わることで、唯一無二の住まいに育っていくのを、私たちもとても楽しみにしています。


【5】よくあるご質問(FAQ)

Q:キッチンの作業台の高さは、どうやって決めていますか?

  • 一般的には【身長×0.55】が目安です。
  • たとえば身長171.5cmの方なら約93.4cmが適切とされます。
  • この高さは、人の重心に合った高さのため、作業中に身体がブレにくく、疲れにくい設計になります。
  • 近年のキッチンは850〜900mmが主流ですが、腰痛対策や作業効率を考慮して個別に調整することが理想です。

Q:収納の棚や引き出しは、どの高さまでが「使いやすい」ですか?

  • 棚の上限目安は【身長×1.17】。171.5cmの方なら2006mm(約2m)が限界です。
  • 引き出しの限界高さは【身長×0.9】で、171.5cmの場合は1560mm。これ以上だと中身が見えにくくなり、出し入れもしづらいです。
  • 一番使いやすい「ゴールデンゾーン」は、【身長×0.4〜0.9】の範囲内。この高さ帯に、毎日使うものを集約すると暮らしやすくなります。

Q:洗面台の高さはどうやって決めるべきでしょうか?

  • 洗面ボウルの高さは【身長×0.45】が基本です。
  • 男性(身長171.5cm)なら約77cm、女性(160cm)なら約72cmが使いやすいとされています。
  • 洗面台は「水ハネのしにくさ」や「前かがみになりすぎない」こともポイント。顔を洗う・歯を磨く動作を想像して設計することが重要です。

Q:ダイニングテーブルと椅子、バランスの良い高さ関係はありますか?

  • 座面:身長×0.23(171.5cmなら約395mm)
  • テーブル天板:身長×0.41(171.5cmなら約703mm)
  • 差尺(座面とテーブル天板の間)は26〜29cmが最も快適。
  • 差尺が狭いと太ももがテーブル下に当たり、広すぎると食事や作業がしづらくなります。

ちなみに、座高に合わせた差尺の理論から、一番背の高い人に合わせてテーブルを選ぶのがベストという考え方があります。

Q:ペンダントライトを下げる高さに基準はありますか?

  • 基本は、テーブル高さの約2倍を目安にします。
  • たとえば、テーブルが700mmの場合、ライトの中心は床から1400mmが理想です。
  • 光の重心が下がることで、包まれるようなあたたかさ視覚的な落ち着きが生まれます。

補足:トイレの照明など、座って使う場所では同様に床から1400mmの高さに設定すると、空間に面白みが出ます。

Q:設計段階で「高さ」まで考えておくことは本当に必要ですか?

  • 高さの設計は、間取りや素材と同じくらい暮らしに影響します。
  • 「デザイン」や「機能性」だけでなく、「体に合っているかどうか」が、心地よい暮らしをつくる土台になるからです。
  • 特に注文住宅の場合は、一人ひとりの暮らし方や身体にフィットした高さ設計が可能です。ぜひ設計士と一緒に検討してみてください。

【6】おわりに|高さ設計は”目に見えない快適さ”をつくる

これからも、住まいの快適さを感覚ではなく設計で生み出すことを大切にしながら、皆様のお家づくりをサポートしてまいります。

「高さのこと、もっと詳しく知りたい」という方は、ぜひお気軽に設計士までお声かけください。

私たち長崎材木店一級建築士事務所は、”より美しく、すみ継ぐ”という思想のもと、福岡で自然素材の注文住宅を、設計から施工まで一貫して手がけています。ただ家を建てるのではなく、暮らしをかたちにすることを何より大切にしています。「福岡で家を建てるなら、長崎材木店 一級建築士事務所」──そう言っていただけるように。

The post 心地よい高さ設計と暮らしのディテール|津屋崎E様邸が竣工しました。 first appeared on より美しく、住み継ぐ | 株式会社長崎材木店一級建築士事務所 | 福岡県注文住宅.

]]>
13143